マルゲリータ

白山ピザ

小石川植物園からの帰りに、白山ピザで食事をした。植物園からは御殿坂を上った丘の上にあって、白山駅への途中なので地下鉄で来た人にとっても帰り道だ。白山駅から見ると白山通りを渡って蓮華寺坂の上にある。

10人も入ればいっぱいに感じる小さなお店。ここのナポリ風ピザはランチにちょうど良く、値段も定食なみに手ごろ。定番マルゲリータやバジリコペーストはもちろんメイプルシロップを使ったオリジナルもあって足繁く通っても飽きない。

夕食時、丼物のように一皿と飲み物で食事を済ませるのは、他のピザ店ではしづらい雰囲気だけれど、このお店では気楽にできてしまう。店主いわくピザを食べずに飲むだけに来てくれてもいいとのこと。都心にありながらせわしくない白山の町に合ったスタイルなのかもしれなく、とても気に入っている。

白山下交差点

白山下交差点

この交差点は白山通りが現在のように白山をまっすぐに突き抜けるように造られて以来(1970年代前半?)、三つの交差点が組み合わさった形になっている。

白山のほぼ中心に位置し、白山1,2,4,5丁目の境が集まるところになる。

地形的にもいくつかの坂道が集まるところで、白山通りもここから巣鴨に向かって、わずかではあるが見て分かるくらいの上り坂になっている。

写真の右が白山通りの春日・水道橋方面、左が同じく千石・巣鴨方面。正面奥に向かうのは旧白山通りで向丘・本駒込に通じている。

東洋大6号館

東洋大学

箱根駅伝で3度の総合優勝、全日本大学野球選手権大会でも連覇するなど、近年スポーツで目覚しい活躍をみせている東洋大学の古くからのキャンパスが白山にある。

創立してから今年で125年になるそうで、1897年に小石川原町(現在の白山5丁目)に新校舎を建てて移って来たということだから、白山での歴史も115年。もはや、白山を語る上では白山神社、小石川植物園とならんで欠かせぬものとなっている。

ここ数年はキャンパスや学部の再構成を行っているため、街を歩く学生の流れも変化をしていてしばらくは落ち着かない印象だが、それが過ぎたとき白山の街はどのようになっているだろうか。周囲の商店も高齢化に伴って閉店したり、再開発の手が入ったりと動きを増してきたようだから、一緒に見守りたいところ。

一緒にといえば、東洋大学付近の商店街では、2012年の箱根駅伝の優勝と125周年を記したペナントを吊るして大学と共に祝っているのを見ることができる。そういうところは続いていって欲しいですね。