白山神社 年越し

大晦日の夜9時過ぎ。近隣の蕎麦屋さんではいつもより遅くまで営業していて、親族集まって年越しそばを食べているようす。花屋さんも営業中。それでも町は普段より静か。人が集まるのは11時をまわってからだ。もちろん白山神社での初詣のため。

わざわざ遠くからお参りに来る人は少ないようだけれど、それだけ地元密着の白山神社。白山界隈の人々の年越しには欠かせない。あちこちの神社で見られるように甘酒が振舞われているし、ここではお参りした人には小さなお守りが配られたりしている。みんな一年の始まりを楽しんでいる。

午前2時過ぎ。甘酒もなくなり、人出も減っている。朝になればまた賑わうだろう。それまでわずかなうたた寝の時間。

あけましておめでとうございます。

白山神社(春)

白山神社

その名のとおり、白山は白山神社の鳥居前町。

南に向いて突き出た台地の上にあって、建てられた当時は一番目立つ場所に造られたんだろうと想像できる。

今では高い建物に囲まれて、ふだんは目立たず静かな、この町らしいたたずまい。

初夏には紫陽花まつりが、秋には例大祭が行われ、町の中心としての地位を取り戻して賑わう。