白山神社例大祭神輿渡御

白山神社例大祭

白山神社では、9月の第3日曜日とその前日に秋の例大祭が行われている。各氏子による神輿渡御と盆踊りが行われる。神輿渡御のクライマックスとして、連合渡御の終わりに白山下交差点で神輿が一塊となって揉み合う場面がある。

白山神社の氏子となっている町会の範囲は、この時期に道路沿いに立てられている幟を見ると、すぐに分かる。地域的には白山といってもよい白山上の商店街には根津神社の幟が立ち、小石川の方に近づくと簸川神社の幟になっている。本郷の方では桜木神社となっている。白山神社の氏子町会は案外狭い。けれども神社の境内にある各町会のための蔵を数えると13棟もある。では、神輿は13基も出るのかというとそうはいかないらしい。昔のことは知らないが、2012年神輿渡御のラストを飾る連合渡御では合計4基であった。担ぎ手が着ている半纏は様々な町会のものが入り混じり、離れた地域のものも数多く見られ、いわゆる助っ人なしでは成り立たなくなっているのがはっきりと分かる。4基出ただけでも奇跡なのかもしれない。

拝殿の前にも紫陽花

文京あじさいまつり

2012年6月9日から17日まで文京あじさいまつりが行われている。

境内に植えられているあじさいが咲き誇るのに加えて、拝殿前にも鉢植えのあじさいが飾られて色彩豊かな表情になる白山神社が会場だ。

まつりの期間の初めと終わりの土日には境内に模擬店も出るし、裏手の白山公園ではコンサートも行われたりしてイベントでにぎわう。対して期間中の平日は特に催し物はないので、ゆっくりとあじさい見物をどうぞ。普段入れない富士塚はあじさいの丘の様相を呈していて、あじさいまつりの期間だけ開放される(9時から17時まで)。

いつもは気にしないから、こんなにあじさいに囲まれていたのか白山神社!と驚く期間でもある。